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さらに数冊、ラノベを買って読む。
急にたくさん読みはじめたとはいえ、ほんの数種類読んだだけではあるけれど、ラノベに共通した特徴が見えてきた。
1)主人公(男子高校生)は普通であること平凡であることを、自ら望んでいる
2)まわりのことにかなり気を使う繊細な心を持ってるのに、実は好かれて気がつかないニブチン
3)自分がまわりの人のためにしてあげてることは、あくまで「自分のため」であって、善意ではないと言う
4)ツンデレのデレがほとんどない、最後までない(次回持ち越し)
面白いなぁ、と思ったのが3番。
友だちが何を望んでいるのか、テレパシーでもない限りほんとうのところはわからない。相手から「放っといて」と言われてしまったら、どっちに取っていいかわからない。それがわからない限りはただの「偽善」になってしまうかもしれない。そうなると、自分を突き動かすものは、「自分のために行動する」しかない、という論理なんだろう。
「偽善」に対する強い抵抗があるように思えた。その裏には、相手のことなどぜったいにわからない、という諦念もあるように思う。書き手世代に共通する思考なのかなぁ。
4番は2番と合わせて、ラノベをシリーズ化する最大のテクニックであると、そう思ったw