「夕菜、オレの代わりにギターを弾け!」「えぇ?、お兄ちゃんの代わり?!」
某サイトの妄想ノート(いちど妄想を描くと30秒以内にゲフンゲフン) に触発されて、脳内設定を垂れ流すぞー。それに「けいおん!」の澪ちゃんのおかげで、レフティブームだしね!!w
兄の朝暮昼司(あさぐれちゅうじ)に突然言われた夕菜。中学のときは電子ピンポン部だったが右足のじん帯を痛めてしまい、高校では帰宅部だったのだが、一歳上の軽音部の兄から突然ギターを弾けといわれる。
「軽音部の危機なんだ。このままだと、あの生徒会長に部をつぶされるっ!」「でもわたし、ギターなんて中1のときお兄ちゃんの見よう見まねで練習したっきり、ぜんぜんやってないよ!」
ギターは通常のエレキにくわえて、センサー付ピックでコントロール。これによりさらに複雑な音色を表現できるようになる。さらに音波だけでなく、乙波と丙波によるフィーリングフィードバック(FFB)をも奏でることができるのだ。
電子ピンポン部のエースだった夕菜は、”神を誘う左手”を持っている。あのささやくように、いざなうように流れる左手!
「夕菜には、もって生まれたカリスマがあるんだよっ!」
「またあの子!」
唇をかみ締めるのは理事長の孫娘、観乃里(みのり)。いまでも思い出す、あの電子ピンポン中部大会準決勝のこと。
「わたしが勝ったのよ、なのになぜ? なぜあの子にみんなの視線があつまるわけ!?」
観乃里もまた高校に入ってからは電子ピンポン部をやめている。ゆくゆくは財閥を引き継ぐ際に必要な人心を掴む術を生得するため、アイドル部を設立、その部長となっていた。
「こんどのライブ合戦で負けた方廃部、いいわね」