前に合同で何か作りたい、ってこと書いたけれど、構想としてはこんな感じ。
みんなであれやこれやいいながら、"決して完成しない"一次創作(Never Completing Story) を作るわけ。世界観とか設定とかラストシーンとか逸話とか。それは実際には形にならなる必要はない。想像だけの都市伝説でもいい。
その世界観とか設定をもとに、みんなが絵を描いたり、新たに逸話をつくったり、曲をつけてみたり。マトリックスに対して、アニマトリックスみたいなオムニバスができるように、ガンダムにサイドストーリーができるように、そんなコミュニティができないかなぁ、と。
つまりはバーチャル作品に対するファンアート、二次創作だよね。
魔ペダルの話も実は似ていて、もともとその設定として「音楽は死んだ」世界のサイドストーリーなんだ。
未来社会。脳医学が発達して、音楽がもたらす脳への刺激の仕組みが解明される。短調の短三度コードが5:6の周波数比だってことはわかっていたが、ここの時代においてなぜそれが人を悲しく重い気持ちにさせるのか、脳が受け取る信号が解明される。音楽は言葉よりはるかに高度に大量の情報によって自由に脳をコントロールできることを意味した。
まるで当然の成り行きとでもいうかのように、音楽は兵器として開発され、ついに大量の殺人が発生し、世界は「デジタルフィルタリングを通してない音楽を禁止」する宣言をした。
すべての音を2値化し、脳への影響を一定値以下のものにすることだった。あるミュージシャンは音楽の可能性を奪われたことを嘆き、「音楽は死んだ」との言葉を残して自殺した。
若者は音楽への興味を失った。が、一方でアンダーグランドと言われる都会のライブハウスでは、かつての"アナログ"サウンドによるギグが週末ごとに繰り返されていた。
こんな話。
とりとめもない?
(ちょっと急いで書いたので、いずれ添削するかも)
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