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幼なじみは必要だと思うわけです

ハツネがアキトをひっぱるように教室から連れ出すのを見守っていたクラスメイトは、すぐさまミコの机に詰め寄った。
「ちょっと、あの二人、放って置く気?」
ユミが眉をわざと強くひそめて、ミコに返答を迫る。
「放って置く気って言われても、私がなにをすればいいのよ」
「だって、アキトくんのアバターが龍だって見つけたのも、ミコなのに!」
「ハツネさんも見かけによらず現金よね。アキトくんのアバターが強そうだってわかった途端、近づいていったわけでしょ?」
「転校してから、あまりクラスに溶け込まないから、大人しい子だと思っていたのに、男の子の値踏みしてたんだ」
「けっこう優しそうな子だと思ってたのに、幻滅だなぁ」
「え、ユミ、そっちの気あったの?」
「ばーか。とにかく、ユミ、いちどガツンと言ってやんなよ。最初にツバつけたのは私なんだからって」
「ツバって・・・」

アキトはミコにとって学校で唯一の幼なじみだ。ロスチルにとって、幼なじみというのは世間一般で言うところのそれとニュアンスが異なる。世界が記憶を失った日、アムネジア以前の記憶を共有する存在。自分さえ知らない自分の理解者。幼なじみ同士がカップルになる割合が高いのもうなずける。


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帰ってちょとギターつまびいて、フロはいって、息抜きにニコニコ動画を見たら、0時を伝える例の時報の割り込みが。。。
早く帰ってきたと思ったのに、結局日付を超えちゃうのかぁ。あーあ。
アイデアを練ろうとアニメを見てる。まずは「創聖のアクエリオン」を見た。古代と現代?をつなぐテーマをどう扱ってるのか興味あったから。でも最後はぐたぐただなぁ。テーマ曲は秀逸なのに。
で、今は「ラーゼフォン」を見てる。音楽でロボット戦闘を行う点が似てるから。3話まで見たけどなにがなんだか。でもキャラデザインやっている山田章博さんのファンなので、登場人物がかっちょいー。とはいえ実際の音楽はいまのところ、ちょと物足りない。


アバターキッス

「ミネザワくんに、アバター合わせ、申し込んでみた」
りっちゃんは体育着の袖を抜きながらミコにそう言った。3限の授業が終わって更衣室でみんなが着替えてるときのことだ。
「ちょっ、待ってよ、アバター合わせって、あんたたちまだ付き合ってさえいないじゃないっ!」
「だって、もし付き合うことになったら、きっとやってみると思うんだ。で、そのときになって初めて相性が合わないとか、過去に二人が犬猿の仲だった、なんてことになったらイヤじゃない」
「そういう問題じゃないでしょっ。記憶、変わっちゃうかもしんないんだよ、傷つくのは女子なんだから。それにそういうのは女の子から言うもんじゃないでしょ」
「ミコって、みかけによらず古風だよね」
りっちゃんは鼻でクスッと笑ってそう答えた。


さて一向に暇にならないけれども、一方でちょっと先が見えた途端に仕事の手が止まってしまった。風邪気味だってのもあるけれど、気持ちの糸が切れたんだろうなぁ。仕事が手につかない。そんなときは物語を考えるですよw

冒頭のプロット。アバターをかけあわせること。町の裏通り、ちょっと連れ込み風の建物の中で行われる恋人同士の秘め事みたいなもの。ロスチルの彼女たちにしてみれば、セックスに似ていて、好きな人と過去を合わせてふたりの気持ちをつなぎ合わせること。けれどもそれによって記憶(アバター)が変わってしまうこともあり、バージニティをもった儀式でもある。
そんなイベントを想像してみました。

ロスチルたちの幇の支配ってのは、畏怖だけじゃなくて尊敬と憧れも必要だと思う。アバターをイメージ化するイメージブースターの技術を独占して、もっとも重要な収入源としており、その羽振りの良さも幇の魅力のひとつだと思う。アバターバトルも、興行のひとつになってる。



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