年初に、今年は指ドラムでリズムキープできるようになる!、という目標をこっそり立てた。指ドラムってのは、サンプラーなどのパッドを指先で叩いて、ドラムのように演奏すること。「指ドラム」なんて言葉があるかどうかもわからんけど、DJアイテムMPCを使ってリアルタイムで演奏する人はけっこういる。気になる人はyoutubeで"MPC""Drum"でチェック! jelって人が有名なのかな、よく知らないんだけれど↓
http://www.youtube.com/watch?v=upKMyOh8Ch4&feature=relatedおいらの場合は、10年くらい前に買ってあったパーカッション用のパッドを使ってる。写真みたいなやつ。(ピンキーはまったく関係ない) こいつを使って練習するぞー、とひそかな年内テーマとしていたのだ。けれど実際にはじめていみると、指が痛い。腱鞘炎が悪化する。
もともと腱鞘炎気味の両手の指。指ドラムってやつはギター以上に負担がかかることがわかった。
仕事でPCをいじるのをやめるわけにいかないので、ギターでさえ最近では長時間弾かないようにしてる。(練習にすぐ飽きるわけじゃないからねっ! というよりも忙しくて触ってる暇がない、ってのがほんとのところ)
先日腕の負担を抑えようと、トラックボールを買ってきたのに、指が震えてかえって痛む状態。こりゃ本格的にヤバいじゃん、ってわけで、指ドラムじゃなくてスティックに切り替えようかと考えていたわけだ。
そもそもドラムって指じゃないじゃん、そんなチマチマやってられないじゃん。やっぱりドラムといったらスティックだよね。華麗なスティックさばき。しょせん指ドラムなんてドラムの代償行為でしかないのですよ! と、どこかスティックに憧れるところがあり。
そこで新兵器投入だ!
結局、楽器購入地獄か。というか地獄は楽しい3丁目ときた。これは業なのだよ、と3日間自問自答。
買ってきたのは、パッドタイプのサンプラー。いきなり電子ドラムセットを買ったりしないところが、小心者のあかし。こいつ、中古の電子ドラム並の値段したりするんだけどね、でも電子ドラムって場所食うじゃん。それに以上に、家にそんなのあったら誰か友達が家にきたときに、「をっ、ドラムやってんだ? すげーじゃん。やってみせてよ」とか言われてへっぽこドラミングを披露して場が白けてがっかり度を増させたりして、話に詰まって、そうなるとこう聞かれるんだ。「で、これいくら」「え、xx万円」。そしてさらに憐れみの目で見られちゃうわけだ。
でもパッドタイプならどーよ? インテリアじゃね、これ。「なにそれ」「パッド」「ふーん」終了。
この存在感のなさがいい!! まぁ、他人が家に来たりしないから、かんけーないんだけどね、まあね。
機会があれば遊びでドラムをたたいたりするのはもともと好きだったけれど、ちゃんと習ったわけでも、継続的にやってきたわけでもない。指ドラムの延長でなんとかなるだろ、と思ったりもしてたけれど、右手首が固い。動かない。ドラムの初心者は手首ががちがちでなので一目で区別つく。左手はギターのピッキングの手なのでかろうじて振れているんだけれど。
これではリズムが刻めない。それ以前にかっちょよくない。しかしこの歳になってから、手首って動くようになるのかな。そもそも練習時間がとれないので、電車の中でiPod聞きながら手首を振ってみたり、ヤバイ感じの人になってみたり。