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映画「ロスト・イン・トランスレーション」

舞台は現代の東京。東京にCM撮影にきた初老のハリウッドスターと大学をでたばかりのカメラマンの若い妻。夫に同行して日本にきただけであるので、夫が仕事に出かけてしまうとホテルでもすることがない。言葉も文化も通じない、異国の疎外感の中でふたりは自然と親密になるが、恋するわけでもなく、セックスするわけでもなく。ふたりの世代だって大きく離れていて、お互いに共通する部分はそれほどないのだ。でも落ち着かない日本の滞在中、なにか通じてる、という、細いけれど確実につながってる気持ちが二人を近づけるのだろう。
監督はフランシス・コッポラの娘のソフィア・コッポラ。コッポラ(父)の作品は好きだったので、興味が惹かれて借りてみた。日本を外国人の視点で撮っているためか、画はすごく好感が持てる。でも主演女優のスカーレット・ヨハンソンがすごくよい。素朴で淡々としてて。感情表現が希薄なのに、でもにじんでくるような女優がこのごろは好き。石田ゆり子もそうだし。癒し系女優の条件かな。

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