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「ささらさや」から神の啓示?

「ささらさや」(加納 朋子)を読んだ。
丸善がすすめるハートフルストーリー、"セカチュー"よりも感動!などと書かれてるから買った。おいら、なにか心の隙間でも埋めたいのか?
セカチューは読んでないけれど、期待してたような感動巨編じゃない。その意味では「四日間の奇跡」の方が壮大だ。こちらはほんのりほんわかドラマって感じか。
まぁそれはいいとして。方向音痴で世間知らず、のんびりしててお人よし。人にいいくるめられやすい。三つ網の似合いそうなゼロ歳児をかかえた少女のような母親が主人公。お嬢様育ちではなく、早くから両親、親戚を無くしてるようなきびしい環境でこんな性格になりえるんだろうか、という疑問はさておき、最初はあまりにトロいんで読んでるこっちがイライラした。小説の登場人物にイライラする自分も、せっかちすぎるんだろうけど。
そのとき天から声がするように、あたまに言葉が思いついたんだ。「つまり自分はドジっ娘属性に欠けるということか?」 
するとどうだろう。不思議なことに、ドジっ娘属性という言葉が思いついた瞬間に、なんだか主人公を許せるような、包括的な気持ちになってきたんだな、これが。博愛に目覚めたんだよ。ヲタにとっても、はじめに言葉ありき。二次元記号ありき。

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