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くーるんさんとの共作企画


くーるんさんとラノベを共作しましょうー、の企画。
作品を創ることが最終目的だけれども、こういうのは共同でどう進めるのか、というプロセスを楽しみたいと思うわけであります。願わくば、くーるんさんのアイデア創出装置の設計図を盗むことでもありますっ。

この前の絵茶で方針は決めました。
テーマ:Girl Meets Girl 。それぞれ二人の登場人物のイニシエーションの物語。
構成:違う世界に住む二人。一人は天真爛漫、明るい女の子。もうひとりはツンデレひねくれ?少女(ツインテ)。それぞれに悩みを抱えながらも過ごしてる。出会うはずもない二人が出会い、行動を共にし、そして成長する。

くーるんさんのところで、すでにツインテキャラの説明がでてますねー。さすが。でもあの文章の30倍はすでに設定ができているにちがいない。フフフ。
くーるんさんはイニシエーションというと、「初体験」を想像するって書いてるけれど、自分は「割礼」がまず思い浮かぶなぁ(オイ)。
まぁここでの意味は、厨二病からの脱出、とかそんな意味ですかね。

小説の構成を考えてみました。
(1)少女Aの環境、状況、悩み
(2)少女Bの環境、状況、悩み
(3)二人の出会い、行動、変化(クライマックス)
(4)少女Bのエピローグ
(5)少女Aのエピローグ
とりあえず、こんな感じですかね。
まずは、それぞれの悩みと、出会いのきっかけ。

で、自分担当の天真爛漫な子。
名前は九里奈。中学3年。明るくだれからも話しかけられる親しみやすい子。成績は中の下。部活はファイティングチア。(競技チアがさらに発展?し、文字通り2チームでの戦いとなるゲーム。まだ内容は考えてないw) 親は父親のみ。長女。下に弟、妹がいる。
父親は優秀でまじめに地元の役所づとめを果たしてきたが、知り合いの債務を背負っていきなり貧乏暮らしとなる。母親とは早いうちに離婚。理由はきちんと説明してもらってない。
小学校のころ、いじめられたり、うまくいかなかったことがあると父親は九里奈にいつも「だいじょうぶ、おまえにはxx子(母親の名)の魔性の血が流れてるんだから。」と慰めてるのかわからない言葉をかけられた。

そんな九里奈は人生最悪な一日を迎える。(人生っても15歳だけど)
(つづく)


最悪な日。
早朝のこと。
九里奈より1時間も早く出社する父がダイニングでため息をつくところを見てしまった。私の進路希望表を見てのことだ。第一志望は母親と同じ高校、有名な私立の女子校なんだけれど、そこに行けるようがんばりなさい、と言ったのはお父さんだ本人だ。でも試験も難しいけれど、授業料も破格の値段らしい。わたしがそんなところに行ったら、ますます家計がきびしくなることはわかってる。
だから私はそしらぬ顔をしてダイニングに入り、「あー、進路希望見ちゃった? 先生がその第一志望は相当難しいって。やっぱりムリかなー」なんて言ってあげたんだけれど、それが父の琴線に触れたらしい。成績が悪いことを頭ごなしに怒ったことなんてないのに、今日に限って猛烈にお説教。
「第一、そんなお金なんてどこにもないんでしょっ!」とおもわず口にしかけたけれど、ぐっとこらえて父がでかけるまでやり過ごした。でも最初からブルー。

そんな朝だったからこそ、学校では明るく振舞ったつもり。
でもそれが逆効果。午前最後の授業、理科Ⅱの先生に実験道具を手伝わされて、昼休みを四分の三つぶしてしまった。先生いわく、「いやー、他の生徒だと休み時間になにか手伝ってもらうのはいい辛くてなぁ、その点、九里奈は頼れる、頼みやすい、いいやつだよ、おまえは。」だって。
頼みやすいから頼む、ってなんですかー。そんなの不平等じゃない? それにいくら手伝ったからって、点数負けてくれるわけじゃないし。私って損な性格?

このほかレギュラーを外される、など、2つくらいエピソードを重ねて。

けれどいままでのことは、放課後のこの悲劇の単なるプロローグに過ぎなかった。
今日はどうしても早くバイトに来てくれ、って頼まれてたから(ほんとはバイト禁止なんだけれど、だれもそんなこと守っちゃいない) 部活を1時間早く切り上げて帰ろうとしたところ。階段踊り場で、ひそかに好きだったxx先輩と後輩のx子の会話を聞いちゃったんだ。盗み聞きするつもりはなかったけれど。
どうやらx子がxx先輩に告白した返事をもらおうとしているところらしい。
「先輩は、九里奈先輩のことが好きだってのはわかってます」
「うん、九里奈のことは好きだよ。」
え、まぢ!キャー、私たち両思いだったの? と思ったのもつかの間・・
「でもこの一週間ずっと考えてたんだ。あいつは、九里奈はさ、芯が強いし、しっかりしてるから。ひとりでも十分やっていける。でも君は、x子は、オレが守らなきゃ、オレじゃなきゃダメなんだ、って思った。だからオレはx子を選ぶよ」
なんですってー! いつ私が強くなったってのよ。柔道5段かよっ。気丈に振舞ってるだけで、ほんとは弱い面見てよ。っていうか、x子はそういうところ見せすぎなんだよっ。あー、最悪、最悪、最悪。っていうか、頭痛くなってきた。バイトなんて行ける気がしない。。。

こんな感じで一日が始まる展開を書きなぐってみた。どこが天真爛漫なキャラなのかわからなくなってきたw このエピソードを語る前に、もっと人前では明るく振舞う九里奈をアピールしないといけないな。


(追記)
異世界と二人が使える魔法について考えてみた。

九「真逆の世界?」
魔「そうあなたと私の世界の違い。だからといって、象が後ろ向きに歩いたり、天井が床になってるような、マンガのような世界を思い浮かべないでよねっ」
九「う・・」
魔「すべてが反対ということは、同一ってことなのよ。音は波長だって知ってるよね。もし山谷をまったく逆にしたとしても、そっくりな音がでる。でもその2つをあわせたとたん、お互いに波形を打ち消しあって波形が消えちゃうの。これは光も同じ。波長なのだから」
九「光と光をあわせると消えちゃうってこと?」
魔「かえってわかりづらかったかしら。あるいは、コンピュータの世界は1と0で出来てるって知ってるよね。1がTRUEで0がFALSEの世界。でももし0がTUREで1がFALSEであっても、コンピュータはまったく同じように動くことができるのよ」
九「・・・・(涙)ごめんなさい。。。ちょとついていけません・・・」
魔「もうしょうがないわね、わかったわよ。あなたの世界とわたしの世界は水と油の世界。ふたりが同時に同じことを思ったら、それが消えちゃうの。とにかくそういうものなの。これでいい?」
九「うん、なんかわかってきた!」
魔「・・・・バカ」
九「なによー。そんなの言われなくたってわかってるよ。でもなんで? 思っただけで最後の1コのケーキが二人の前から消えちゃうわけ?」
魔「しょせん世界は精神世界だから。私がケーキを認識したからそこにケーキがある。そしてあなたにとっても。ふたりが隅々まで正確にエッフェル塔を思い浮かべたら、エッフェル塔だって消せちゃうわけよ」
九「やばー」
魔「そう、だけれど消せちゃうならまだいいの。ほんの少しでも思いに歪みがあれば、半透明になったり、骨格の一部だけが残ったり。それは悲惨なことになる。まぁ、とりあえずわたしたちは、出会っちゃいけない二人だった。さっさとそれぞれお互いの世界に帰りましょう」

しかし九里菜には、消してしまいたいものがあった。

ってな具合。まだアイデアレベルなんで、ダメだししてもらってぜんぜん構わないですからねー。アイデアは出しては捨て、出しては捨て、がよいのです。

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