昨日のTIPS、HSVを前提に書いてるけれど、自分の使ってるツールはRGBしか操作できないんだよー、どうしてくれるんだよー、って人向けの解説。数式が得意な人はHSV→RGBの変換アルゴリズムはググればすぐでてくるんだけれど、変換式を読むのはけっこう難しい。慣れてくれば頭の中でなんとなくはわかるようになるけれど、やっぱりややこしい。
昨日の話をRGB形式で解説すると。たとえば肌色の基調をR=255 G=220 B=190 としましょう。ちなみに、肌色などの赤系統の色の場合、明度が100%ということはR値がMAXつまり255ということ。したがって明度を変えずに彩度を変えるということは、残りのGとBの値だけを変えてやることになる。彩度を高める(やや暗いところの表現)ためには、GとBの値を下げるわけだけれど、同じ数値分さげるのではなくて、比率で下げるのがポイント。たとえばGを220に対して22下げたなら、190に対して、19くらい下げてやる、という意味。この比率がずれてしまうと色相がずれてしまうので注意。(色を見ながら感覚で操作できる普通の人はいいけれど、色弱な人にはつらいところ)
シャドウの部分を塗るために明度を落としたい場合、彩度を高めたあとに、RGBの各スライダーを相対的に同じ割合でスライダーをさげていけばよい。つまり、R値とG値、B値間の数字差が少なくなっていくことになる。(彩度でいったん数字格差を広げて、明度で格差がせばまる。。やっかいだなぁ)
この3つのスライダーを微妙なバランスが操作するのは、作った色を目で判断するのが難しい色弱な人には辛い。やっぱりHSVのように、スライダー1本で自動で調整してくれるHSV形式のツールを使う方が有利だと思うよん。
HSV→RGB変換ツールがあった。
http://www.openspc2.org/reibun/javascript/convert/018/code.htmlでもこのツールHは0~360、S、Vは0~1.00で入力するので使いづらい。ちょっとプログラムかじった人なら、0~255で入力するように変更するのも難しくはないけれど。