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この街のノイズを消し去れば、毎日は過ごしやすくなるんだろうか。
少年はノイズキャンセリングヘッドフォンをして街にでた。
街はいつものようにオチのない喜劇を繰り返していたが、目をつぶれば一切のドラマを終わらせることができた。
(誰かが話しかけてきたが気がつかず)
(ひとりの少女が大声で叫ぶ、が気がつかず)
(少女がギターで殴りかかろうとする)
ようやく気がつく少年。ヘッドフォンをはずす。
「やぁ」
「やぁ、じゃないよ。私まで無視するつもり?」
ああそうか、と気がつく少年。彼女を受け入れるってことは、この世界を受け入れることなんだ。
ってな文章にイラストをつけようと思ったんだけれど、描けないのでやめた。