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青い光のお話

taikai51.jpg前回の「蒼い影」の話がわかりにくい、というもっともな指摘があったので、もすこしかみくだいて。

■青い光をあてるとどうなるか
単純に青い光をあてると色の変化はどうなるか、から話をするね。

1番にあるように、太陽光はRGBをバランスよく含んでいるけれど、赤いリンゴにあたると赤(R)だけが反射して緑(G)と青(B)を吸収してしまうので、反射したRの光だけが目に届き、赤く見えるわけ。だから純粋に緑や青の光だけをあててもまったく反射しないので、黒く見えるはず。(2番の絵) ただし純粋な青い光(0000FF)や、緑の光(00FF00)なんてのがあればだけれど。

一般的に青い光ってのは、青(B)が強く、けれどRやGも含んでいるもの。3番の絵では、8080FFの光をいろんな色に当てた場合をシミュレートしてみた。
光の弱い色は弱く反射する。また素材自身が反射しない色はいくら光が強くても反射しない。なので光と素材のどちらか小さい数値の色が反射する計算になる(論理積)。 (この絵、実は水色(8080FF)を「比較(暗)」でフィルタしてやってるだけ。自動的に計算される)

では現実に青い光なんてどんなところにあるのか、なぜ夜の表現で青白い色が使われるのか、はまた別の機会に。(っていうか、おいらもこれから調べるんだけれど)

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う~ん、う~ん・・・(^_^;
今度自分で青色だけで描いてみようかな、なんか手を動かさないと実感できない。'`,、('∀`) '`,、○| ̄|_
で、ちなみに白黒写真の場合ですが青色フィルターって夜間撮影用に使うんですよね。これだと色のボリュームを押さえてネオンとかが効果的に写せるんですよね(自分は失敗ばかり)。
それが変化して昼間でも夜として撮影する映画(別名アメリカの夜)ではそのイメージ(夜で使う青フィルター使って昼間撮影しても夜ですよって言う暗黙の了解)が定着したんじゃなかったかしら?とろくに調べもせずに言ってみる。
ちなみに、コントラストはっきりさせるために使うのは赤フィルターじゃ無かったっけ?

白黒の場合、青は白く、赤は濃く写るんでしたよね、確か。
青色フィルターってことは、青を通して赤と緑を減光するってことになるんですか?
ってことは、青はそのまま、赤や緑は光が弱いので黒くなる?
だとするとコントラストがあがっちゃう? 
それでいいの? あー、わからん。

「アメリカの夜」。なるほど。検索の糸口できたかも。
でもちょっと検索してみると、青フィルターを使うという解説と赤フィルターという解説が両方でてくるんだけれど、どっちなんや。
それからアメコミなんかで、おどろおどろしいシーンなんかを描くときには、反射光を青くする、あのスタイルが古くから確立してましたよね。あれは映画の色をさらにデフォルメしてるのかな。
ベネックス監督の「ベティ・ブルー」なんかは、ぜったいありえないくらい、青い反射光を使ったシーンがあるんだけれど、
あれはアメコミの影響なんじゃないかと思ったり。

この世界の存在する物には「色」を持っていなくて、
物体に「光」が当たると、屈折率の違いで、色の帯(スペクトル)が生じ、
人間の目に「色」を視覚する事ができる。
そんな話を本で読んだことがあります。
自分はそんな光と色の関係とても興味深いと思いました。
今回の記事も色使いのバリエーションを増やす為の良い勉強になります。
直射光に反射光、うーん頭をフル回転せんとなあ、、。
がんがります!

いつもコメントどもです。
いや、ペイントツールを使うと、比較(明)とか比較(暗)とか、
自動的にやってくれるところが便利。
いいサポートしてくれますよ。
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