■肌色SVチャートの変化
色弱な人にとってはHSV形式のツールがわかりやすいんじゃない?、と力説しているわけだけれど、ペインターやSAIもHSV形式で色を選択できるようになっている。H(色相)を決めると、SVの段階表示されたカラーパネルが表示されるスタイル。以前コメント欄に「あの形式は苦手」と書いたんだけれど、理論的に肌色を塗っていくにはわかりやすい。
左図はSAIをシミュレートしたもの。ペインターもこれを三角形で表現しているだけで基本はいっしょ。で、肌色は明るいところと暗いところでは、どのようにSVが変化するのか水着グラビア写真からピックアップしてみた。
1番は、スタジオでとったモデルの写真。全身にくまなくライティングされていて、影であっても、彩度も明度も高いことがわかる。エロゲ塗りでもこのように明度の高い塗りの絵が多いね。
2番は外の日光の下でとった水着写真からサンプル。日光といっても、レフ板をつかったグラビア写真なのでやはり全体的には不自然な影がついているのだけれど、それでも影はかなり明度が下がっていることがわかる。
このSVパネル式なら機械的に色を設定することもできる。とはいえ、おいら的にはこのSVのパネルの中から色を見ながら選ぶってのは、やっぱり苦手だなぁ。慣れの問題かもしれないけれど。